異世界で魔王様(つるぺたSサイズサキュバス)の下僕をするという、いっそもげて死んでほしい勝ち組バイトを始めた主人公。
年増も野郎も出てこないえっちの極みのような楽園で、彼は童貞特有の謎の優しさゆえか、イチャラブを求めすぎるゆえか、あからさまなハーレムに居ながらにして、えっち展開の恩恵をなかなか受けられずにいた。
そんな中、それを見かねた魔王様が自ら主人公のもとに現れ、自らおまんこを広げて見せつけてきたり、メープル味のおっぱいを舐めさせてくれたり、淫語連発で挿入実況してくれたり、言葉攻めを受けながら騎乗位精液搾取交尾してくれたり。
……そんな展開があったらいいなぁ的なことを妄想してたら、どうやら妄想じゃなかったみたいで、なんか普通に魔王様が発情して迫ってきたみたいで。
それならもう、その淫紋が消えちゃうくらい全力でわからせてあげるしかないよね!
まったく、異世界は最高だぜ! 的な話です。
まぁ色々とあって異世界で魔王の下僕というアルバイトをすることになったヨータは、その夜も悶々としていた。
主人である魔王エルザマリスはつるぺたロリサキュバス、他にもちっちゃい美少女てんこもり。年増も野郎も出てこないえっちの極みのような世界観、それ自体には文句は一切ない。
だがそんな楽園にいきなり自分からエロ展開に持ってく根性もないような童貞をぶち込んだところで、悲しいかなただただ状況を持て余すだけなのだ。
そんなわけで今日も独りむなしく、日本から持ち込んだ薄い本とか妄想とかを頼りに溜まる一方の性欲を発散しようとするヨータだったが、今回に限ってなぜかその妄想がありえんくらいにリアルすぎて――!?